東京都青梅市在住。つるりとした磁器の肌触りにじんわりと滲む柔らかな染付けの表情。そんな美しくも味わいのある器を日々制作されている宮岡麻衣子さんです。
ARAHABAKIから 宮岡麻衣子(みやおかまいこ)さんへ5つの質問。
1. 陶制作に携わることになったきっかけについて教えてください。
大学で油絵を専攻していましたが、卒業後工芸に興味がわいて、陶芸をはじめました。
染付磁器を作るようになったのは、古美術店で古染付の面白さを知ったことがきっかけです。
その後、初期伊万里のやわらかな雰囲気にも惹かれ、味わいのある器を作りたいと思うようになりました。
2. 作品を作り出すときに一番大切にしていることは何ですか。
器の肌合いです。
3. 作風に影響を受けたアーティストがいれば教えてください。
作品に影響を受けたアーティストは特にいませんが、良い骨董の器が先生です。
4. 長く大切に使ってもらう為に。初めて使う時の注意点やお手入れの仕方について教えてください。
手入れは特に必要ありません。
電子レンジも大丈夫ですが、余り急激に熱くしすぎるのは少し心配があります。
5. 最後に。今まで旅した中で最も印象に残る場所はどこですか?その訳も教えてください。
ブルガリアです。
一人旅でトルコから陸路で入国したのですが、
がらりとヨーロッパの雰囲気に変わったのが鮮烈な印象でした。
宮岡麻衣子さんの作品はARAHABAKI店内にてご覧いただけます。
ご自宅と工房を訪れた際の模様はこちら→「「花月窯(宮岡麻衣子さん、志村睦彦さん)の工房にて」