アーカイブ: 2011 年 2 月

ルーツへの旅

ARAHABAKI(あらはばき)という店名の由来は東北地方に古くから伝わる民族信仰の神様、あらはばき神からいただきました。その神様が祭られている荒脛巾(あらはばき)神社へ、ようやくお参りすることができました。

かねてから、一度は訪れてみたかった場所へようやく到着!
参道前にある立て看板による所在地は、岩出山町下一栗字荒脛巾一六四番地。
おぉ、やっぱり地名に荒脛巾(あらはばき)が入っています。
昔の住所だとさっぱりどこだか分かりませんが、現在は宮城県の大崎市に位置します。

見渡す限りの雪景色。体を持って行かれそうなほどの強い風。
真っ白な雪が太陽に照らされて、目を開けていられない。眩しすぎる。

広い広い畑のほぼ真ん中に、ひっそりと佇む神社。
まさに孤高の神様が長い長い年月ご鎮座されている雰囲気。

一礼して鳥居の中へ。
御神木であろう大きな杉の木とともに、この地を守ってきた荒脛巾さま。
お賽銭箱も無い小さな小さな神社です。
「よくここまで来てくれたね。」そう言ってもらえてような温かな気持ちになりました。

ぐるりと裏にまわると、杉の木のたもとに小さな道祖神があります。
こちらの前に穴の空いた石を置いて願いを込めると、その願いがかなうのだそうです。

我が家も前もって穴の空いた石を用意していたのに、持って来るのを忘れる!失態をしてしまい、石は置けず仕舞いでしたが、お願いはしてきましたよ。ご利益があるといいな。

見上げると御神木に蔦を絡ませるカラスウリがキラキラと輝いておりました。
お参りを終えて、すがすがしい心持ちで帰路へ。

あらはばきさま。これからもどうぞよろしくお願いします!