東京都府中市在住。「 co-fu 」ディレクター。独創性の高い発想と洗練された感覚で、主に布ものを中心とした意欲的な作品を日々制作されています。
ARAHABAKIから 奥田早織さんへ5つの質問。
1. ものづくりをする事になったきっかけについて教えてください。
美術の大学に入りものづくりをはじめました。
しかし、それは与えられたつくることで、
今のようにものづくりを始めたきっかけは、
ものづくりとまったく離れた生活を送ったことのように思います。
大学卒業後、しばらく流れるままにすごしていたら、なんだかムズムズしてきて
何か作りたい、と思い、あとは好きなことや出来ることを考え作っていたら今のようになりました。
2. 作品を作り出すときに一番大切にしていることは何ですか。
素材に出会った時や、何か思いついたときの高揚したした気持ちを
完成まで近づけたり離したりしながら維持させること。
3. 作風に影響を受けたアーティストがいれば教えてください。
アーティストではないかもしれませんが、山登りの師匠のおじさんやおばさんの
熱意と知識と持続力にはとても影響をうけました。
4. 長く大切に使ってもらう為に。初めて使う時の注意点やお手入れの仕方について教えてください。
昔の布で作ったのもは、その風合いがでるまで頑張って残ってきたものなので、
それをこわさず、もっと先まで持ち主のかたの手で大切につかって育て、
更に違う表情をだしていってもらえると嬉しいです。
古いものなので、繊維の劣化などがあります。やさしくて洗いがいいです。
また植物染色の物は、色落ちがあるので他の物とは一緒にせず、手洗いでお願いしています。
5. 最後に。今まで旅した中で最も印象に残る場所はどこですか?その訳も教えてください。
モンゴル。
地球はまるいと感じられたこと。
一緒に生活していた馬に気持ちが伝わり、乗らせてくれるようになったことがとても嬉しかったです。