11月は「 くびもんてん 」をします。

さぁて。11月のARAHABAKIは、20日(土)から27日(土)までの8日間。首まわりの装飾アイテムを集めた「 くびもんてん 」を開催します!参加するのは、京都の田中美穂植物店コーヒショップの田中美穂さん。そしてco-fu の奥田早織さんです。

植物店主の美穂さんには、ドライフラワーのブローチや首かざりを作っていただいています。2月の「かたちのきおく」展でのリースを覚えていらっしゃる方も多いかと思いますが、今回は眺めるだけでなく身につけることも出来るように工夫されているのです。どんな「くびもん」が届くのか!今から楽しみです。

田中美穂さんのカサカサリース。「かたちのきおく」展より。

美穂さん作「木の実標本」これらの実を使ってブローチや首かざりを作ります。

布作家でもあり古道具屋さんでもある奥田早織さんには、染色した古布で作ったストールや、アンティーク時計パーツを使ったアクセサリーを作っていただいています。

常設で取り扱いさせていただいている、早織さんの布もの。左はワークショップ「ふかふか布に窓をつくる」で作った器をくるむ布。右は、本来の用途を果たしたお疲れ布を(明治頃に蚊帳として使われていたそうです)、煮沸後に何度も洗っては揉みを繰り返し、穴の空いてしまった所に別のお気に入り布で継ぎはぎを施し、優しい肌あたりに仕上げられた美しいストール。補修用の布と草木染めの糸つきです。私の大のお気に入りでもあります。

これは、アンティーク時計の小さい部品が入っていた小さなガラス容器に穴を空けて、紐を通した首かざり。ガラスを包むように布のお布団がついています。早織さんの作品はどれをとっても、センス良くこだわり抜かれた丁寧な手仕事のものばかり。早織さんが選ぶ古道具のセレクトにもご期待くださいませ!


2010 年 11 月 5 日 | ARAHABAKI 通信 | ツイートする