アーカイブ: 2009 年 11 月

大江憲一さんの工房にて

本日は、陶作家、大江憲一さんの工房兼お住まいにお邪魔した時のお話です。この夏に工房を岐阜県の多治見から、瑞浪に移されたばかり。同じく陶作家の木村香菜子さんと共同で使われています。

道路脇からハイキングコースの入口のような緑のトンネルを抜けた奥、明るく視界が開ける場所に大江さんの新しい工房がありました。草丈の短い植物が茂った広〜い前庭には、羊など放牧したくなるような素晴らしいロケーション。大江さん達が越してくる前には、彫刻家のアトリエとして使用されていた平屋造りの大きな建物です。

「よくここが分かりましたね〜。」と気さくな笑顔で迎えてくださった大江さん。これから神輿でも担ぐのかな?と思わせる様なイキな出で立ちで登場。カッコいいです!

屋根から下垂したのか、地面から這い上がったのか?つる植物がワイルドに壁面緑化中でした。これまた良いねぇ。

踊れる程に広い建物の中は、居住空間を中央に工房とショールームに空間が仕切られていました。写真は男前なキッチンに立つ大江さん。「おやっ!」足元に誰かいますねぇ。


「ようこそ〜」と近づいてきてくれたのは愛猫の”ちよ”さんでした。可愛いですなぁ。

サッカー大好き大江さんの命名”カカ”くん。とってもシャイなのでした。

大江さんの工房の挿し色は青みたいですね。こちらは青いドアが印象的なリビング。部屋のテーマは「海の家」だそうです。

屋根から煙突が見えたので窯の煙突かな?と思ったら重厚感のある暖炉でした。これで長い冬も寒さ知らずですね。

広い空間を上手に分けて住まわれている大江さん。こちらは装飾の行程で使う机でしょうか。来るべく冬に備えて、工房の中はまだまだ制作途中だそうです。

再び庭へ出てみんなでボール回しをしながら、打ち合わせをしたり世間話をしたり。新鮮でした(笑)。工房内に作ろうかな?と話してくれたクライミングウォール、もし実現できたらやってみたいです!

穏やかな午後の日だまりの中の一枚。新しいこの工房から、気持ちも新たに生み出される大江憲一さんの作品をこれからも楽しみにしています。大江さん、お忙しい中、本当にありがとうございました!