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ルーツへの旅

ARAHABAKI(あらはばき)という店名の由来は東北地方に古くから伝わる民族信仰の神様、あらはばき神からいただきました。その神様が祭られている荒脛巾(あらはばき)神社へ、ようやくお参りすることができました。

かねてから、一度は訪れてみたかった場所へようやく到着!
参道前にある立て看板による所在地は、岩出山町下一栗字荒脛巾一六四番地。
おぉ、やっぱり地名に荒脛巾(あらはばき)が入っています。
昔の住所だとさっぱりどこだか分かりませんが、現在は宮城県の大崎市に位置します。

見渡す限りの雪景色。体を持って行かれそうなほどの強い風。
真っ白な雪が太陽に照らされて、目を開けていられない。眩しすぎる。

広い広い畑のほぼ真ん中に、ひっそりと佇む神社。
まさに孤高の神様が長い長い年月ご鎮座されている雰囲気。

一礼して鳥居の中へ。
御神木であろう大きな杉の木とともに、この地を守ってきた荒脛巾さま。
お賽銭箱も無い小さな小さな神社です。
「よくここまで来てくれたね。」そう言ってもらえてような温かな気持ちになりました。

ぐるりと裏にまわると、杉の木のたもとに小さな道祖神があります。
こちらの前に穴の空いた石を置いて願いを込めると、その願いがかなうのだそうです。

我が家も前もって穴の空いた石を用意していたのに、持って来るのを忘れる!失態をしてしまい、石は置けず仕舞いでしたが、お願いはしてきましたよ。ご利益があるといいな。

見上げると御神木に蔦を絡ませるカラスウリがキラキラと輝いておりました。
お参りを終えて、すがすがしい心持ちで帰路へ。

あらはばきさま。これからもどうぞよろしくお願いします!


笑いの殿堂へ

長い夏休み。ちょこちょこ出掛けていましたが、一番のヒットはここ。東京国立演芸場です。我が家で今、落語が熱く「せっかくだったら、本物の寄席を見に行こう!」って話になり行ってまいりました。もともとはお笑い好きな息子のために、寝る前の読み聞かせ用にと落語の本を手に取ったのがきっかけ。毎晩爆笑して読んでいるうちに、すっかり虜になったのです。

この日は、おやこ寄席というのを開催しており、桂文我さん率いる一門の方が子どもにも分かりやすく落語を話して聞かせてくれました。生演奏のお囃子が流れる中、幕が上がり めくるめく落語の世界へ。楽しくてエキサイティングな二時間弱。私たちの心は完全に江戸の街の中にありました。う〜ん。本当に良い物を見せていただきました!寄席、最高!!