アーカイブ: 2010 年 10 月

明日もお店が開いています。

台風上陸中の葉山ですが、思っていたよりお客さんに来ていただき嬉しい限りです。
天候が悪い中すみません。

しかし、本日行きたい!というお客さんが断念して来られず、明日何人かいらっしゃるので、
明日の31日もなんとなくお店を開けることにしました。天候も回復するようですし。
よろしければ、遊びにいらしてくださいね。


Saudade Booksの新書、入荷しています。

いきなり震える様な寒さ到来ですね。皆さま温かくお過ごしでしょうか。

秋の夜長に本とコーヒーを。
あらはばきでは、Saudade Books + aalto coffee をご用意しておりますよ。
先日、Saudade Booksの浅野卓夫さんが新書を携えてお店に来てくれました。浅野さんとは「島」と言うキーワードで繋がりを感じていて、何だかお話していると心が安らぐ方なんです。

本というものは、内容もさることながら本棚に並べて鑑賞する意味でも装丁の美しさや面白さは大事な要素ですよね。サウダージブックスの本はその両方を兼ね備えているのです。艶やかなエメラルドグリーンの背表紙が一番新しい本。「石都奇譚集 ストーンタウン・ストーリーズ」写真評論家、飯沢耕太郎さんのアフリカ紀行です。短編集なので、気が向いた時に少しづつ読み進めて行くのもお勧めですよ。

あらはばきは30日の土曜日まで「あつあつ」。大江憲一さんのを開催中ですので、ご来店の際に、ぜひお手にとってみてください。

そして、お知らせ!

30日の金継ぎ/うるし部、午後の会に空きが二名様分出ました。金継ぎに興味のある方。大事な器が割れてしまって、お直しに挑戦してみたい方。ぜひご参加してみてください。30日は、Sorairoさんの和菓子つきですよ!

金継ぎ/うるし部の詳細とお申し込みはこちらからどうぞ!!

同日、30日は北川ベーカリーのパンも販売します。こちらもお楽しみに〜


大江憲一「あつあつ」はじまりました!


23日より始まりました、大江憲一さんの個展「あつあつ」。本日は、お昼に行われた鍋奉行の集いより、「cafe いその」の舞台となる森戸海岸へと向う大江さんのおかもち姿の写真からこんばんは。

そしてこちらは、昨日 柳家ほたるさんを招いての寄席のワンシーン。にっこり笑顔が素敵なお二人。どことなく雰囲気が似ているのです。どちらの集いも後日に改めて振り返りますね!

それでは、作品の写真を沢山撮ったのでご覧くださいませ。大江さんの展示は今週の土曜日まで開催中です。皆さまのご来店お待ちしております!!

最後は、大江さんの豆皿の上に乗せたSorairo わたなべそらさんの和菓子の写真でさようなら。栗きんとん・焼ききんつば・しその香の三種を販売中です。どれも丁寧に作られた優しくて美味しいお菓子ですよ〜。


大江憲一「あつあつ」明日からです!

どんよりした曇り空よ、さようなら!明日からは気持ち良く晴れるみたいですね。

さて、明日23日土曜日より30日の土曜日までの8日間は大江憲一さんの個展「あつあつ」を開催します!

これからやって来る寒い季節が待ち遠しくなる様な、新作の耐熱土鍋をはじめとした食卓を彩る温かな器と豆々しい物が並びますよ〜。ふうふう あつあつ お楽しみに!

そして。明日はオープニングイベントとして、落語家の「柳家ほたる」さんを迎えて寄席を開催いたします。ご予約の皆さま、ワクワクですね!当日席もご用意できますので、ちょっと行ってみようかなぁと思っている方がいらっしゃいましたら是非お越しくださいませ。

展示は午前11時よりスタート。落語の集いは午後1時半から開場します!


大江憲一さんのタジン鍋でお料理

今週の土曜日から始まる大江憲一さんの個展「あつあつ」にちなんで、新作のタジン鍋で作るあつあつ料理のご紹介をします!


まずは、鍋にオリーブオイル(大さじ1)にみじん切りのにんにくとアンチョビを適量加えて弱火でソースを作ります。にんにくのいい香りがしてシュワシュワしてきたところで火を止めます。

そこへ、一口大に切ったブロッコリーとかぶを入れてザックリと全体をからませます。

野菜の上に、予め砂抜きをしたアサリをのせたら、いよいよ蓋の出番です。

見て下さい!この美しい姿を。この特徴的な蓋の形状によって、食材から出た水分を循環させるので、余分な水分を加える事無く素材の美味しさを生かした蒸し料理を簡単に作ることができるのです。それにしてもほれぼれする形ですねぇ。

火力は始め弱火から徐々に中火にしていって、鍋から出る蒸気が激しくなりアサリの口が開くまで加熱します。

さぁ、ぐつぐつと美味しそうな音がするので、そろそろ完成ですね。コンロから直接ダイニングテーブルに移動できるのも、この鍋の魅力。調理器具から魅力的な器へと変身します。では、蓋を取りますよ〜。

パカーン!おぉ、大成功!!とってもいい香りがします。
野菜とアサリの旨味がギュッと凝縮された美味しい料理が出来ました!
ブロッコリーとかぶも下茹では一切していないのに、ホクホクで感激の味でしたよ。
皆さんもぜひ「あつあつ」体験してみてくださいね。


「ついったー」はじめました。

ついにデビューしてしまいました!

と言いながら何も勉強せぬまま勢いで「つぶやき」だしたから、どうしても仕組みが分からんです。まず、メールとは根本が違うらしい。そりゃそうなんだろうけど、今ひとつ何が違うのかピンと来ませぬ。「まぁ、やっているうちに分かってくるよ」との励ましのお言葉を信じての初心者運転ですが、どうぞよろしくおねがいします。

ブログに「twitter」のアイコンを付けたくて自作中。題字は7才息子に頼むことに。カタカタで「ヒ」って書いてもらい、ついでに「フォロミー」って書いてね、とお願いしたら「よし!分かった」と言って「ホロミー」と書いてくれました。笑えるなぁ。これ結構気に入っています。

ARAHABAKIのつぶやきに、どうぞ「ホロー」してやってくださいまし。ホロミー プリーズ!


葉山たきびマーケットのお知らせ!

秋の日の午後、たきびを囲んで過ごしてみませんか?

文化の日、11月3日(水)に葉山の一色会館にて、たきびを囲んでみんなが集えるマーケットがオープンします。オズボーン未奈子さんと廣瀬裕子さんが発起人となって、葉山近郊の個性的なお店や、農園、食べ物屋さんが一堂に集結する楽しいマーケットです。光栄にもARAHABAKIも参加させていただくことになったので、ぜひ遊びに来てくださいね〜。

3knot 寒川さん担当の焚火を囲んで、美味しい食べ物、お魚、地場野菜、古道具、お花、器などなどが仲良く並びます。

たきびマーケットの「つぶやき」もあるのですよ。
私もこれを機会につぶやきデビューしようかな。


はじめまして!

皆さん、どうもはじめまして!
僕は、ついこの前あらはばきにやって来たチンクエチェント号です。
そうです、ルパンが乗ってた車です。ぎゅーっとコンパクトなので、お店がオープンしている時も愛犬のように建物の脇に佇んでいようと思います。はい、よろしくお願いいたします!

先週末は、雨が降っているというのに。。僕にキャンプ道具を積んで、一家で栃木に出掛けて来ました。荷物を減らせばこの車でもキャンプに行けるよ〜と嬉しそうなお父さん。那珂川の河川敷でパシャリと撮影。ルンルンでテントを設営して、益子の吉村和美さんの工房へ遊びに行ってきました。お土産にpain de musha musha and coffeeの美味しいパンをいただいて感激!ご近所の横溝創さん、いらっしゃるかなぁと思ったらお留守で残念。その後、どしゃ降りの雨音を子守唄代わりにテント泊。
かなり身軽な旅でしたが、そんなスタイルが体に合っているそうです。ビバ!どこでも眠れる家族と僕!


『 大江憲一さんの鍋奉行 + cafeいその 』受付開始のお知らせ!

大江憲一さんの個展「あつあつ」記念企画は、お料理好きな大江さん自らが腕を振るって皆さまをおもてなしする、お昼ごはんの集いです。

今回の展示の中でも特に力を入れて制作された耐熱の土鍋を使って、あつあつの美味しい鍋料理を作ってくださいますよ。鍋を囲んでわいわいと、気持ちも体もあったかく!楽しいひと時をお過ごしください。

お腹がいっぱいになった後は、食後の散歩がてらに森戸海岸へ向いましょう!

大江さん愛用の茶道具が詰まった「おかもち」と共に皆さんでテクテクと10分ほど歩いて、海が見渡せる森戸神社の緑地帯に到着すると、そこが「cafeいその」でございます。

これが大江さんの「おかもち」格好良いでしょ!

スーッと扉を開けますと、大江さん愛用の茶道具が収められております。煎茶からコーヒーまで淹れることが出来る野点セットなのです。機能的で美しい道具たちも必見です!

先月、この野点セットを持って遊びに来てくれた大江さんに、お茶を淹れていただきました。小振りな急須に封じ込められた茶葉の旨味が凝縮された、甘くて深い味わいの美味しいお茶でした。大江さんありがとう〜!

手元のアップ。持ち手に鳩がついた急須は大江さんのトレードマーク的作品。飾り棚に置いても美しいし、抜群の水切れの良さで使い勝手にも優れた一品です。

当日の「cafeいその」では、この急須で皆さんに憩いのひと時をお届けいたします。

またしても半分お天気頼りな集いですが、きっと気持ちいいので楽しみにしていてください!
森戸神社には松の木がたくさん生えており、こんな松ぼっくりをお土産に持って帰れるかもしれません♫

『 大江憲一さんの鍋奉行 + cafeいその 』
詳細とお申し込みはこちらからお待ちしております!


あらはばき寄席 『柳家ほたるの会』受付開始のお知らせ!

落語を生で聴いたことはありますか?

江戸時代から語り継がれて来た落語には日本人のユーモアやだじゃれ、そして人情が沢山詰まっています。
どこかすっとぼけた人ばかりの登場人物も可笑しくて楽しい。お殿様から長屋の住人、動物達、はてはお地蔵様までが、同等な立場で喋り合うのも不思議で愉快なところ。

そんな個性豊かな登場人物をひとりで演じ分けるのが落語家さんの腕の見せ所。
扇子や手ぬぐいを使って、そこにはない器やおはし、手紙などの道具を表現したり、本当にお酒を飲んでいるかのような仕草をして、見ているお客さんをお話の世界へとぐいぐい引き込んでくれます。

きっとテレビやラジオなどで、何かしら落語を目や耳にしていらっしゃるかと思いますが、実際に演じている落語家さんを目の前にすると、ものすごい臨場感に圧倒されて、あたかも自分がその話の輪の中にいるような、江戸の町にワープしたかのような錯覚になるのです。

お招きする落語家さんは、柳家ほたるさんです。東京生まれの東京育ち。
落語の世界に身を置きながらも、ギターが好きで、写真が好きで、妖怪が好きで、動物園が好きなほたるさんが、皆さんを江戸の町へとお連れします!!

「目で見て・耳で聴いて・心で感じる」とってもエキサイティングな落語の世界をぜひ体験してください。

寄席の終了後には、Sorairo わたなべそらさんが、この日のために作ってくれる 練りきりの和菓子とお茶を大江憲一さんの器でお召し上がりいただける嬉しい特典つきです。(お菓子とお茶は先着20名様。)

あらはばき寄席 『柳家ほたるの会』
詳細とお申し込みはこちらからお待ちしております!

私服のほたるさん。
つい昨日、渋谷の某喫茶室で打ち合わせの際にパチリと撮影させてもらいました。
かなり、おしゃれさんです。
ほたるさんのブログを読むとお分かりいただけるかと思いますが、着目点が面白い方です。
年代が近いこともあり、道具好きでこだわり派の夫とはかなり通じる所も多く「ほたるさんにお願いで来て良かったねぇ」と言いながら帰って来ました。

- 柳家ほたるさんトリビア -
・妖怪が好きだけど、お化け屋敷に入ってすぐ後悔してしまうくらい恐がり。
・上野動物園が大好きで年間パスポートを買おうか迷っている。ちなみにサイが一番好きで軽く2時間は見ていられる。
・ロック好きでギター好き。最近はウクレレにも挑戦しようかと思っている。
・苦しい思いをして山登りをする意味が分からない。高尾山ならロープウェイで山頂派。
以上、ほたるさんトリビアでした(笑)

楽しい寄席が終わったら、美味しい時間がまっております。Sorairo わたなべそらさんが、この日のために考えてくださった 三色練りきりの和菓子を大江憲一さんの器でお召し上がりいただけます。繊細なお菓子なので、当日 会場にて一つ一つ作っていただくことになりました。練りきりは上から、紅ばい・白あん・こしあんです。

粒あんを三色の練りきりで美しく包んでいきます。美味しそう!


そらさんが作る和菓子の手作業も見どころですね。仲入り(休憩時間)の際に、ぜひご覧下さい!お菓子つきのお席は先着限定20名様ですので、どうぞよろしくお願いいたします。


落語で心晴れやかに!

ここのところ、すっかりとツボにはまっている落語。読んで字のごとく「落ち」を「語る」お話です。江戸時代に生まれてから現代まで、落語家さんから落語家さんへと面白く工夫されて語り継がれてきました。登場する人々は、揃ってごきげんでユニークで憎めない人ばかり。動物だって普通に喋って、笑わせてくれますからね。最後の「落ち」は意外な展開で「そう来たかぁ〜」とびっくりさせられるものもあれば、思わず吹き出す様な終わり方も!落ちでぴしゃりとお話が終わるってことが潔くて好きなんです。この爽快感がたまりません〜

お話の面白さもさることながら、江戸の暮らしをチラリと垣間みることができるのも落語の楽しみ。町民文化が花開いた江戸時代には、生活道具にまつわる話も多くて器好きとしてはかなり興味深いものがあるのです。 そんなお話を読んでいるだけでも楽しいのですが、本物の落語家さんにお話してもらうと、それはそれは見事に江戸の町にワープしたかのような感覚になるのです。

この感覚をぜひ皆さんに体感していただきたく、次回の大江憲一さんの個展 初日に「寄席(よせ)」を開催することにしました!!大江さんにこの事をお話すると「おっ!面白いねぇ。」と快諾していただきました。なんと新宿の末廣亭という演芸場にも足を運んだ事があるそうですよ。大江さんがつくり出す日本の食卓の風景と落語の世界が上手く融合されそうで、今からとてもわくわくしています!

当日、お招きする落語家の方は「柳家ほたる」さんです。先日、上野の鈴本演芸場に出演されていた ほたるさんの落語を聴いて、すっかりファンになり今回お願いすることとなりました。落語好きな方も初めてな方も、ぜひ足をお運びくださいませ〜。きっとお帰りの頃には沢山笑って心晴れやか!すっきりした心持ちになっていただけます!

あらはばき寄席の詳細とお申し込み受付開始は明後日、10月6日を予定しております。

落語関連のチラシ。色々集まってきました。デザインも洗練された粋で格好いいものが多いです。