落語で心晴れやかに!

ここのところ、すっかりとツボにはまっている落語。読んで字のごとく「落ち」を「語る」お話です。江戸時代に生まれてから現代まで、落語家さんから落語家さんへと面白く工夫されて語り継がれてきました。登場する人々は、揃ってごきげんでユニークで憎めない人ばかり。動物だって普通に喋って、笑わせてくれますからね。最後の「落ち」は意外な展開で「そう来たかぁ〜」とびっくりさせられるものもあれば、思わず吹き出す様な終わり方も!落ちでぴしゃりとお話が終わるってことが潔くて好きなんです。この爽快感がたまりません〜

お話の面白さもさることながら、江戸の暮らしをチラリと垣間みることができるのも落語の楽しみ。町民文化が花開いた江戸時代には、生活道具にまつわる話も多くて器好きとしてはかなり興味深いものがあるのです。 そんなお話を読んでいるだけでも楽しいのですが、本物の落語家さんにお話してもらうと、それはそれは見事に江戸の町にワープしたかのような感覚になるのです。

この感覚をぜひ皆さんに体感していただきたく、次回の大江憲一さんの個展 初日に「寄席(よせ)」を開催することにしました!!大江さんにこの事をお話すると「おっ!面白いねぇ。」と快諾していただきました。なんと新宿の末廣亭という演芸場にも足を運んだ事があるそうですよ。大江さんがつくり出す日本の食卓の風景と落語の世界が上手く融合されそうで、今からとてもわくわくしています!

当日、お招きする落語家の方は「柳家ほたる」さんです。先日、上野の鈴本演芸場に出演されていた ほたるさんの落語を聴いて、すっかりファンになり今回お願いすることとなりました。落語好きな方も初めてな方も、ぜひ足をお運びくださいませ〜。きっとお帰りの頃には沢山笑って心晴れやか!すっきりした心持ちになっていただけます!

あらはばき寄席の詳細とお申し込み受付開始は明後日、10月6日を予定しております。

落語関連のチラシ。色々集まってきました。デザインも洗練された粋で格好いいものが多いです。


2010 年 10 月 4 日 | ARAHABAKI 通信, つぶやき | ツイートする