アーカイブ: 2013 年 5 月

富井貴志「木のボウル」明日まで。

早いものであすで展示は終了です。
これだけ一堂に並ぶとどれも思い入れがあり、お別れするのが残念です。
まだまだ見応えのあるライナップですので、
よろしければ小旅行または散歩がてらお立ち寄りくださいね。


展示終了後、いくつか厳選して我が家用に手に入れる予定ですが、やぱりこれかなあ。

それから。
木のうつわも金継ぎができるのでよければ挑戦してみてくださいね。
我が家は扱いが荒くいくつも欠けますが、直しながら使っています。
特に木地を活かした作品は何か育てている様な感じで、
使うたびに修繕するたびに表情が変わりおもしろいです。
木だからといって、たまに使うのではなく、
毎日使った方がメンテナンス要らずになるのでおすすめですよ。


どちらも富井さんのうつわ。


展示風景。

初日から天気に恵まれて、気持ち良く展示が始まりました。
ワークショップでは、みなさんの個性が存分に反映されたバターナイフが出来ましたね。
でも、3〜40分予定の作業が2時間!かかり大変なワークショップに。皆さんご苦労様でした。
富井さんは飄々と3本出来上がり。やっぱり作家さんはすごいですね。


では。これより展示風景です。

























どれも雰囲気たっぷりな作品ばかり。
これだけの種類と数。準備が大変だったと思います。富井さん本当にありがとうございます。


ご来店の方にはCharan Paulin特製クッキーと冷たいお茶でお出迎えしております。
ゆっくりしていってくださいね。

どうしても来れない!という方。
今回は通信販売をしております。お気軽にお問い合わせください。


富井貴志『 木のボウル 』は明日5/18から。

2年ぶり3回目となる富井さんの個展です。
ARAHABAKIオープン当初からのお付き合いなのでもう4年。早いものです。

今回はいつもと違う展示にしたい!という富井さんの希望もあり実現しました。
本当にボウルのみの展示なります。
他の種類の作品はなーんにもありませんっ。ストイック。

大きさ、かたち、仕上げ、雰囲気。それぞれ違う表情をしたボウル。
一点ものばかりのその中から、びびびっとくるご自身のお気に入りを見つけに来てくださいね。

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富井貴志『 木のボウル 』

展示期間 : 2013年5月18日(土)- 5月26日(日)  11時 – 18時
在廊日:18日(土)・19日(日)

鑿と鉋で削り出したもの。

乾いた木を旋盤で挽いたもの。

生木から削り出して漆をかけたもの。

いま一番好きな仕事、円や長円のボウルだけの展示です。

<ワークショップ情報>

5/18(土) 富井貴志 「裏山で拾った枝でバターナイフをつくる」

5/25(土) 堀 道広 「葉山金継ぎ部」

5/18(土)・5/19(日) ON THE DISH 佐藤さんのパン販売があります。※無くなり次第終了



富井貴志 『 裏山で拾った枝でバターナイフをつくる 』参加者募集のお知らせ

本日は3月18日(土)より始まる、富井貴志さんの個展『木のボウル』の初日に行うワークショップについてお知らせいたします。

京都と滋賀の県境に位置する南山城村という山間に工房を構え、天然の木と真摯に向き合い日々お仕事されている富井貴志さん。現在、個展を中心に活躍しておられる富井さんが、木工を志すきっかけとなったある日の出来事を、参加の皆さんと一緒に振り返ります。

それは、富井さんが木工に興味を持ちはじめた10代のころ。自宅の裏山に行って木の枝を拾い、バターナイフを作ったと言う物語のような出来事。きっと若き日の富井少年は夢中になって木を削ったのでしょう。

今回は、自然に囲まれた周辺環境を生かし、富井さんが当時試みたバターナイフ作りを、裏山を散策して枝を見つける所から丁寧に踏襲したいと思います。

三ヶ岡山緑地帯の裾野にあるARAHABAKIの近辺を散歩し木の枝を拾って持ち帰り、鋸で切った後に小刀で削って好きなカタチのバターナイフを作ります。バターナイフはちょっと難しいなぁと感じる方は、細い枝も拾ってきてもらい、 果物を食べる時の楊枝などを作ってもらえばよいかなと思います。


富井さんが、この集いのために工程を写真に納めてくれたので、ご紹介してまいりますね。
これは、サクラの木の枝です。この枝を小刀で削ってバターナイフを作ります。


しゅるる〜って音が聞こえてきそうな気持ちのいい絵です。鉛筆をカッターで削るのもままならない私には、 こう上手くは行かないとは分かっていても、やってみたい!衝動に駆られます。


だいぶんバターナイフの形に近づいてきました。


最後の仕上げ。バターナイフの刃のところです。
このように面取りしたほうがバターを滑らかにカットできそうですね。


完成です!富井さん作のバターケースとともに。
※バターケース販売はありません

いきなり富井さんのように上手に作れるはずはないのですが、「拾ってきた枝でも立派な素材になること。手を動かして形ある物を作り上げる喜び。」を感じていただける集いになれば素敵だなと思います。

富井さんにとっても、心に残る一日となりますように。そしてお天気に左右される集いでは毎度の事ですが、どうか晴れますように!

富井貴志さんの 『 裏山で拾った枝でバターナイフをつくる 』
詳細とお申し込み受付はこちらのページのフォームよりお願いいたします。
皆さまのご応募をお待ちしております!

ご応募はこちらから。

また今回は横浜山手でパン作りをされているboulangere、ON THE DISH佐藤さんのはちみつカンパーニュをワークショップ終了後に頂けます。バターナイフの使い心地を確認しながら、ぜひパンもお楽しみください。