ARAHABAKIの看板が新しくなりました。

2009年のオープン以来、展示期間中のみ営業するスタイルをとっておりますARAHABAKIは、もうすぐ二周年を迎えます。ここまで続けてこられたのも、ひとえに応援してくださったみなさま、ご賛同いただいた作家さんたちのお陰と心より感謝しております。

たまにしか開いていない店ゆえ、わざわざご来店いただいたのに「閉まっていた。。」ことがあったかと思います。大変申し訳ありませんでした。次回、お会いした際にはおまけを差し上げたい気分ですので、遠慮なく教えてくださいね。

ラストの急な坂道を上がって来て閉まっていては本当に申し訳ないので、お店が開いている日は坂道の入口に看板を出しています。この度、小沢敦志さんに制作していただいた新しい看板が出来上がりましたので、ご紹介いたしますね。このように取り外しが可能な鉄製の看板です。オープン以来使ってきた木の看板は、さながら三匹の子豚のワラの家の様に雨風で吹き飛ばされそうでしたが(笑)、新しい看板はかなり立派で丈夫になりました。この看板が出ている日は、間違いなくお店を営業している合図ですので、どうぞお見知りおきください。

この様にぴったりと美しく納まっております。右肩上がりの→は、急な坂道の角度に沿っております。
ちょっと息が切れる坂道を上りきったところがARAHABAKIです。

看板の作者登場。小沢敦志さんです。坂の多い地形と難しいリクエストに見事に応えてくださいました。
小沢さん、有り難う!大切にしますからね〜。

坂を上がって緑がもしゃもしゃ生えている右側にお店があります。茶色の箱のような家です。
むむっ!この何の違和感も無く、あたかもずっとこの場所で時を刻んできたかのような佇まい。
この看板も小沢さんに作っていただきました。
実はかなり傾斜のきつい地面に設置しているのですが、ナイスアイデアで克服しております。

「ぬくもりのある鉄肌」
小沢さんが表現された言葉通りの質感です。
今後の経年変化も楽しみ。

小沢敦志さんには、金曜日から始まる「はなとオブジェ」にも参加いただいています。
写真は、ライフワークでもある鉄製品を叩いて制作した花台。
冷たくて堅い素材から生み出される独特な造形美です。
この他にも小沢さんが考える「はなとオブジェ」がご覧いただけますので、どうぞご期待ください。


2011 年 4 月 27 日 | ARAHABAKI 通信 | ツイートする