カテゴリー: ARAHABAKI 通信

手彫。

機械は使わず、手彫りの作品作りにこだわる只木さん。
作品の種類が増えてお披露目です。今回は漆による仕上げが増えました。
なかでもカトラリーと豆皿。どれにするか迷うと思いますよ。

お問い合わせが多かったので価格帯について記載しておきます。
通信販売も受け付けておりますよ。こちらから。

カトラリーは840円〜3,150円。
豆皿は945円〜1,365円。
花入れは2,415円〜3,150円。
蓋物は3,150円〜12,600円。
椀・鉢・カップなどの器物は2,415円〜13,650円。




















がまコレ。

今日はkumonoのバッグをいろいろ試着してみました。

◎ がまくちバッグ 大きめ 42,000円
金具部分が特徴的な大きめバッグ。いっぱい入りますよ。外ポケットが裏側にあります。
一見ごつそうですが丸みのあるクラシックな金具が使われており、試着してみるととても女性的なバッグです。肩掛け、斜め掛けどちらも調子良く、カジュアルにフォーマル、いろいろシチュエーションに対応出来るデザインです。
お色はブラックとベージュが選べます。


◎ がまくちバッグ 大きめ 金具無 44,100円
金具部分を革で巻き込んだ大きめバッグ。サイズは上のバッグと同じ。外ポケットが裏側にあります。
こちらは女性も男性も似合う、ダンディなバッグ。裏地はしっかりとした麻布張りなので型くずれし難いようです。裏布張りベルトとバックルがしっかりしていて滑り難く、クラシックな装いのポタリングで良いお伴になりそう。
お色はブラックとベージュが選べます。

◎ がまくちバッグ 小さめ 革ベルト 21,000円
金具部分が特徴的な小さめバッグ。荷物が少なめがよい!という方に。それでも結構入るけど。
お色はブラックとベージュが選べます。ベージュは育てる楽しみがありますね〜♬


◎ がまくちポーチ 10,500円
丸くてころころながまくちポーチ。ひょいと持っていきたくなる可愛さ。
お色はブラックとベージュが選べます。懐かしさもあるけど、デザインは今時でもあり。よい塩梅です。

◎ がまくちバッグ 小さめ 麻ひも 21,000円
ゆるさもあるけどキレもある不思議ながまくちバッグ。多分、kumonoの象徴的な存在。
斜め掛け、肩掛け、紐が調整できるので、お洋服に合わせやすいですよ。
お色はブラックとベージュが選べます。

◎ ひねりトート 9,975円
これもkumonoらしいトートバッグ。とても立体的なデザイン。捻りとタックを使い綺麗なドレープ入っています。一見どうなってるの?と思わせる目新しさがありますが、サイズバランスが絶妙でデイリーユースで活躍しますよ。

◎ 外ポケトート (小)8,400円  (大)11,550円
ありそうでなかった、外側に大きなポケットがある丈夫なコットンバッグ。
がしがし使って味だししたくなる素材感。外ポケはMYボトルやペットボトルに丁度なサイズ。


◎ 外ポシェ 10,080円
なんか小さいけど確りしているねえ、魚籠?おもしろい雰囲気のコットンポシェット。
本革が留め口と底に使われており、アメカジ世代(知らない?)には懐かしい素材合わせも◎。

バッグインバッグに最適なサイズのポーチや名刺もありますよ。お色はブラック、ブラウン、レッド。
ポーチ(大)9,450円  ポーチ(小)8,400円  カードケース 7,140円

バッグにいれずに、素手で持っていたいほど素敵なデザインの財布も2種類。
お色はブラック、ブラウン、レッド。
財布は最も裁断や縫製の技術が出てしまうもの。曲線ライン意識した裁断、ごってりとした縫製は避けてあえてシンプルに。ぜひ確認して欲しいです。
実用的なことはもちろんなのですが、しげしげ細部を観察するといろいろな発見のある造形をしています。
何度でも言ってしまうけど、実物をぜひみて欲しい!
財布 long  23,100円  財布small 19,950円




只木芳明さん

続きまして本日は只木芳明さん。
昨年の12月に初めて展示をお願いして今回で2回目。
今年に入ってから忙しくなってきたようで、展示できるほどの作品をお願いできるかなと思っていましたが、開催する運びとなりとてもうれしいです。

着実に作品の幅を広げていく只木さん。拝見する度に、木工家としての作品の完成度に磨きがかかってますね。いつもながらの凛として小振りな作品が多いのは変わらずですが、今回、木のビーズが届きました。
なんか段々作品が小さくなっていくのは気のせいでしょうか。。。
只木さんらしく、表面や穴まわりの処理はソリッド。奇を衒わず木の質感を活かした仕上げにも関わらず、野暮ったい感じはなくちゃんと「アクセサリー」してます。このへんの塩梅は難しいと思うのですが。飄々とこなしますね。

kumonoさんの合作もお願いしております。革作品にどう絡むのか。大変楽しみですね。


kumonoさん

もう九月に入り展示も間近。
DMがやっと出来たので順次お送りしてます。
出足がいつも遅くすみません。。。

今日はkumono 小原良江さんの作品をご紹介。
kumonoさんとの出会いは1年くらい前。都内と比べたら田舎の葉山にわざわざ作品を持ち込んでくださったのがきっかけ。大阪からですよ、びっくりです。
持ち込みってたいがい断ることが多いと思っていたのですが、ARAHABAKIに来てくださる作家さん方は、ほぼ全員の方がサックリと胸に刺さる作品を作られるので何かしらお願いしております。これって珍しいのかな。良い出会いに本当に感謝感謝です。

kumonoさんは革の街 大阪(個人的な思い込みです。。)にて革や帆布を使ってかばんやお財布などを作っています。
ずっと鞄一筋な方で、吉田カバンのバッグ制作を請け負う工房で修行されていたようです。
実際作品を見て手に取ると、見た目不思議な作品という印象を持ちますが、よく見ると縫製やカッティングなど技術がしっかりしており、愛着をもって長く使えることを前提に作られていることが伝わって来ます。作家である前に職人なんだなあと感じます。

詳しく作品紹介を…したいところですが、とりあえず写真のみアップします。展示期間中に作品の詳細を紹介する予定ですが、お時間がありましたらぜひ手に取ってみてくださいね。


只木芳明 × kumono 二人展

『 只木芳明 × kumono 二人展 』

展示期間: 2013年9月21日(土)- 9月29日(土)  11時 – 17時
作家  : 只木芳明(木) / kumono 小原良江(革)
在廊日 : 2013年9月21日(土)

形に素材に楽しみ方。まったく違うジャンルで、様々な作品をつくるおふたり。
だけど、自分の創造力を信じて、正解をみちびきだす点は同じであるおふたり。
普段使いは出来るけど、何かが他とは違う。非日常を演出する。
さて。おふたりの作品が一堂に会するときどんな変化が楽しめるだろう。

◎ 只木さんは様々な形と仕上げによる木のビーズ、花入れやスプーンや蓋物など愛すべき日用品を展示。kumono 小原さんは手提げ、斜め掛けバッグ、お財布など素材違いで展示します。


富井貴志「木のボウル」明日まで。

早いものであすで展示は終了です。
これだけ一堂に並ぶとどれも思い入れがあり、お別れするのが残念です。
まだまだ見応えのあるライナップですので、
よろしければ小旅行または散歩がてらお立ち寄りくださいね。


展示終了後、いくつか厳選して我が家用に手に入れる予定ですが、やぱりこれかなあ。

それから。
木のうつわも金継ぎができるのでよければ挑戦してみてくださいね。
我が家は扱いが荒くいくつも欠けますが、直しながら使っています。
特に木地を活かした作品は何か育てている様な感じで、
使うたびに修繕するたびに表情が変わりおもしろいです。
木だからといって、たまに使うのではなく、
毎日使った方がメンテナンス要らずになるのでおすすめですよ。


どちらも富井さんのうつわ。


展示風景。

初日から天気に恵まれて、気持ち良く展示が始まりました。
ワークショップでは、みなさんの個性が存分に反映されたバターナイフが出来ましたね。
でも、3〜40分予定の作業が2時間!かかり大変なワークショップに。皆さんご苦労様でした。
富井さんは飄々と3本出来上がり。やっぱり作家さんはすごいですね。


では。これより展示風景です。

























どれも雰囲気たっぷりな作品ばかり。
これだけの種類と数。準備が大変だったと思います。富井さん本当にありがとうございます。


ご来店の方にはCharan Paulin特製クッキーと冷たいお茶でお出迎えしております。
ゆっくりしていってくださいね。

どうしても来れない!という方。
今回は通信販売をしております。お気軽にお問い合わせください。


富井貴志『 木のボウル 』は明日5/18から。

2年ぶり3回目となる富井さんの個展です。
ARAHABAKIオープン当初からのお付き合いなのでもう4年。早いものです。

今回はいつもと違う展示にしたい!という富井さんの希望もあり実現しました。
本当にボウルのみの展示なります。
他の種類の作品はなーんにもありませんっ。ストイック。

大きさ、かたち、仕上げ、雰囲気。それぞれ違う表情をしたボウル。
一点ものばかりのその中から、びびびっとくるご自身のお気に入りを見つけに来てくださいね。

_________________________

富井貴志『 木のボウル 』

展示期間 : 2013年5月18日(土)- 5月26日(日)  11時 – 18時
在廊日:18日(土)・19日(日)

鑿と鉋で削り出したもの。

乾いた木を旋盤で挽いたもの。

生木から削り出して漆をかけたもの。

いま一番好きな仕事、円や長円のボウルだけの展示です。

<ワークショップ情報>

5/18(土) 富井貴志 「裏山で拾った枝でバターナイフをつくる」

5/25(土) 堀 道広 「葉山金継ぎ部」

5/18(土)・5/19(日) ON THE DISH 佐藤さんのパン販売があります。※無くなり次第終了



富井貴志 『 裏山で拾った枝でバターナイフをつくる 』参加者募集のお知らせ

本日は3月18日(土)より始まる、富井貴志さんの個展『木のボウル』の初日に行うワークショップについてお知らせいたします。

京都と滋賀の県境に位置する南山城村という山間に工房を構え、天然の木と真摯に向き合い日々お仕事されている富井貴志さん。現在、個展を中心に活躍しておられる富井さんが、木工を志すきっかけとなったある日の出来事を、参加の皆さんと一緒に振り返ります。

それは、富井さんが木工に興味を持ちはじめた10代のころ。自宅の裏山に行って木の枝を拾い、バターナイフを作ったと言う物語のような出来事。きっと若き日の富井少年は夢中になって木を削ったのでしょう。

今回は、自然に囲まれた周辺環境を生かし、富井さんが当時試みたバターナイフ作りを、裏山を散策して枝を見つける所から丁寧に踏襲したいと思います。

三ヶ岡山緑地帯の裾野にあるARAHABAKIの近辺を散歩し木の枝を拾って持ち帰り、鋸で切った後に小刀で削って好きなカタチのバターナイフを作ります。バターナイフはちょっと難しいなぁと感じる方は、細い枝も拾ってきてもらい、 果物を食べる時の楊枝などを作ってもらえばよいかなと思います。


富井さんが、この集いのために工程を写真に納めてくれたので、ご紹介してまいりますね。
これは、サクラの木の枝です。この枝を小刀で削ってバターナイフを作ります。


しゅるる〜って音が聞こえてきそうな気持ちのいい絵です。鉛筆をカッターで削るのもままならない私には、 こう上手くは行かないとは分かっていても、やってみたい!衝動に駆られます。


だいぶんバターナイフの形に近づいてきました。


最後の仕上げ。バターナイフの刃のところです。
このように面取りしたほうがバターを滑らかにカットできそうですね。


完成です!富井さん作のバターケースとともに。
※バターケース販売はありません

いきなり富井さんのように上手に作れるはずはないのですが、「拾ってきた枝でも立派な素材になること。手を動かして形ある物を作り上げる喜び。」を感じていただける集いになれば素敵だなと思います。

富井さんにとっても、心に残る一日となりますように。そしてお天気に左右される集いでは毎度の事ですが、どうか晴れますように!

富井貴志さんの 『 裏山で拾った枝でバターナイフをつくる 』
詳細とお申し込み受付はこちらのページのフォームよりお願いいたします。
皆さまのご応募をお待ちしております!

ご応募はこちらから。

また今回は横浜山手でパン作りをされているboulangere、ON THE DISH佐藤さんのはちみつカンパーニュをワークショップ終了後に頂けます。バターナイフの使い心地を確認しながら、ぜひパンもお楽しみください。


うつわとおやつ。









森岡希世子 陶展『hvid hud.』は明日3/23から。

もう春になってしまいましたが、今年初展示です。お待たせしました。
白いうつわは個人的好きではないのですが、森岡さんの器は別格です。
かたち、いろ、質感、すべてにおいて妥協のない作風と作品群。独自の世界観があります。

写真やDMでは少し冷たい感じでご紹介しますが、手にとると印象がかわりますよ。
_________________________

森岡希世子 陶展 『hvid hud.』
展示期間 : 2013年3月23日(土)- 3月30日(土)  11時 – 17時
在廊日:23日(土)

白く凛として透き通るうつわ。
手に包み込み、口をつけると、大切な人の素肌のような温もりを感じさせてくれます。
是非手にとって、美しいフォルムと手触りをお楽しみください。

◎ 急須、汲み出し、豆皿、カップ&ソーサー。ティータイムにまつわる作品を中心に、花入れや酒器なども並びます。

<ワークショップ情報>
3/23(土) 堀道広  葉山金継ぎ部 → お申し込みはこちらから。
3/24(日) うのさちこ お菓子教室『みんなでおやつピザを作る。』 → お申し込みはこちらから。


そして今回、お菓子作家うのさちこさんのワークショップを開催することもあり、展示にも参加をお願いいたしました。お菓子の販売はあえてせず、森岡さんのうつわにお菓子を活けていただきました。優しく掌に包みこまれたようなお菓子。そんな印象をうけました。ぜひ展示とあわせてご覧くださいね。※書籍の販売はございます。


mitome tsukasa × 只木芳明 『てのなかのもの』ありがとうございました!

12月8日より開催しておりました、mitome tsukasa × 只木芳明 『てのなかのもの』は、昨日をもちまして終了いたしました。

何か去年より寒い気がするけど、今回もたくさんのお客さまがご来店くださり、とても嬉しく思っております!先月今月とあえて避けて来た二人展という形式をやってみたのですが、お客さんも作家さんも楽しく展示ができたので、これからもちょくちょく入れてみようと思いました。でも、作家さん同士の相性が良い!が前提ですけどね。

さて。来年の2013年1月と2月はお休みを頂き(予定)、3月にARAHABAKIでは初展示となる森岡希世子さん。白く美しいカタチと卵のようにマットな質感の器がならびます。「お茶の時間」をテーマに趣向を凝らした内容にする予定ですよ。私たちも楽しみにしています。詳細は後日詳しくお伝えいたします。

それではまた来年!ではないか。
金継ぎ部が年内12/29(土)にありますよ。年末のやたら忙しい時期で恐縮ですが。。。金継ぎのご興味のある方。金継ぎに夢中の生徒さん。おまちしております!